沖縄懇話会30周年記念誌
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平成2212月20日(月)第21回定時総会の様子。94基調講演を行った上原良幸氏(沖縄県副知事)は、沖縄振興計画の基点には沖縄が背負っている歴史、自然、社会などの“特殊事情”があるとして、「これらの事情をプラスに転換していくべき。格差の是正から優位性の発揮へ、46都道府県との違いを明確に強調していく」と述べた。今回、パネルディスカッションに登壇したのは宮本雄二氏(元駐中国大使 第5代沖縄大使)、周密氏(成都ウィナーソフト有限公司総裁兼CEO)、相原滋弘氏(株式会社アジソン代表取締役)、富川盛武氏(沖縄国際大学学長)、コーディネーターは比嘉俊次氏(琉球放送キャスター)が務めた。宮本氏は韓国済洲島がノービザで中国人観光客を受け入れている事例から、「沖縄観光振興において、一国二制度導入なども一つの材料である」と述べた。富川氏、相原氏は医療ツーリズムの推進を強調。一方で、外国語が話せる医療人材確保の課題も挙がった。周氏はビザ制度そのものの緩和も大事だが、受け入れる側の日本人の意識改革が最も重要と説き、「オープンマインドの沖縄は、アジアへのゲートウェイになれる。事業を通じて日中両社会の発展に貢献していきたい」とまとめた。を支援している沖縄県に対し300万円を贈呈。同校は2011(平成23)年度、うるま市に開校する幼・小・中一貫の私立学校。英語イマージョン教育が行われており、国際的な人材の育成に寄与する。なお支援金は、校舎建設資金として活用された。2010.9.1〜2011.8.31ラウンドテーブル「ポスト振計を考える 『ビジネスの交差点 沖縄へ』 〜ビザ緩和から広がるビジネスの地平〜」第21回定時総会場所:沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザ14:00〜14:50 定時総会15:00〜17:00 ラウンドテーブル「 ポスト振計を考える 『ビジネスの交差点 沖縄へ』〜ビザ緩和から広がるビジネスの地平〜」17:10〜18:30 懇親パーティー■沖縄アミークスインターナショナル スクールを支援沖縄アミークスインターナショナルスクール■映画「よみがえる琉球芸能 江戸上り」を支援「よみがえる琉球芸能映画製作実行委員会」(会長:親泊一郎氏)への事業支援として200万円を贈呈した。「江戸上り」とは、琉球王国時代、国王の即位や徳川将軍の代替わりのたびに琉球の使節団が江戸に赴いたことを指す。その際、使節団は道中の諸国や江戸で琉球の音楽や舞踊を披露した。この江戸上り芸能を160年ぶりに復元した公演が、2011(平成23)年2月に東京日本橋三越劇場にて上演されることとなり、本事業はこの公演をドキュメンタリー映画として記録するものである。琉球の歴史や芸能、文化を伝える作品として期待されており、本会の設立20周年を記念する事業にふさわしいと考え支援を決定した。年度2010

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