軌跡能と組踊の比較鑑賞会を東京で開催651996(平成8)年9月6日沖縄タイムス(2社面)かねてから、沖縄文化の代表的な伝統芸能である「組踊」の振興に寄与することを目的に、「能楽と組踊の競演」の準備を進めてきた本会。満を持して1996(平成8)年9月5日、東京の国立能楽堂にて、能と組踊の比較鑑賞公演「母と子の絆〜物狂いのドラマ」を開催。能は「隅田川」が、組踊は「女物狂」が上演され、その競演に660人の観客が見入った。一般の観客はもちろん、内閣官房の古川貞二郎副長官のほか、財界関係者らも多く鑑賞しており、組踊の認知を広げると同時に、沖縄への国立組踊劇場誘致の機運を高める、意義深い催しとなった。
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